【アスレチックス１－５エンゼルス】＠エンゼル・スタジアム
エンゼルスは故障者リストから復帰したチェイス・シルセスが４イニングを１失点に抑えると、４回裏に３点を奪って逆転に成功。アスレチックスを５対１で破り、今季72勝目をマークした。エンゼルス２番手のデービス・ダニエルは５回２安打無失点のロングリリーフでメジャー初勝利（１敗）を記録。アスレチックス先発のケン・ウォルディチャックは９敗目（４勝）を喫した。
３回表にブレント・ルーカーのタイムリー二塁打で先制されたエンゼルスは、３回裏無死満塁の大チャンスで無得点に終わったものの、４回裏に反撃を開始。二死１・３塁からデービッド・フレッチャーのタイムリーで同点に追いつくと、ノーラン・シャニュエルのタイムリーに相手のエラーが重なり、２点を勝ち越した。
５回裏には二死２塁の場面でミッキー・モニアックの14号２ランが飛び出し、５対１と４点をリード。故障者リストから復帰したシルセスが４回２安打１失点の好投を見せると、２番手のダニエルも５回２安打無失点と見事なピッチングを見せ、５対１で勝利した。
試合後、シルセスは「復帰してもう１度投げられるのは良いこと。故障は不幸だったけれど、それを乗り越えようとベストを尽くしたんだ。もう１度投げたいと思っていたし、それができて嬉しいよ」とコメント。今季８度の先発登板で３勝１敗、防御率3.89をマークしたシルセスは、今季のエンゼルスにおいて数少ない光明の１つと言えそうだ。
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