ロイヤルズ・ウィットJr.が30号アーチ 球団初の「30-30」を達成

【ロイヤルズ5-12ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズはヤンキース先発のカルロス・ロドンと2番手のマット・ボーマンに猛攻を浴びせ、初回にボビー・ウィットJr.の犠飛で最初のアウトを取られるまでに9点を先制。そのリードを生かし、ヤンキースを12対5で破った。ロイヤルズ先発のジョーダン・ライルズは6回4安打5失点で6勝目(17敗)をマーク。ロドンは一死も取れず6安打8失点で降板となり、8敗目(3勝)を喫した。

ロイヤルズは初回にエドワード・オリバレスの11号2ランなどで一挙9点を先制。3回裏に1点を追加し、早くも2ケタ得点に到達した。4回表にオースティン・ウェルズの4号3ランで3点を返され、5回表と6回表にも1点ずつを失ったが、7回表にウィットJr.の30号2ランでダメ押し。12対5でヤンキース3連戦の初戦を制した。

なお、7回表に30号アーチを放ったウィットJr.は、今季すでに49個の盗塁を決めており、球団史上初となる「30-30」(30本塁打&30盗塁)を達成。今季のMLBでは、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、フランシスコ・リンドーア(メッツ)に次ぐ4人目の快挙となった。

ウィットJr.はあと1つ盗塁を決めれば、1987年のエリック・デービス、1990年のバリー・ボンズ、今季のアクーニャJr.に次いで史上4人目となる「30-50」を達成する。レギュラーシーズンは残り2試合。メジャー2年目の若きスター遊撃手は、また1つ、MLBの歴史に名を刻むことができるだろうか。

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