マリナーズがレンジャーズに2連勝 上位3チームが2ゲーム差に

【レンジャーズ0-8マリナーズ】@T-モバイル・パーク

22年ぶりの地区優勝に向けて1敗も許されないマリナーズは、3回裏と4回裏に合計8点を奪い、首位レンジャーズを相手に8対0で完勝。劇的なサヨナラ勝ちを収めた前日に続いての勝利で、逆転での地区優勝の可能性を残した。マリナーズ3番手のトレント・ソーントンは打者5人をパーフェクトに抑える好リリーフで今季初勝利(2敗)をマーク。レンジャーズ先発のネイサン・イオバルディは4回途中7失点で5敗目(12勝)を喫した。

両軍無得点で迎えた3回裏、マリナーズはタイ・フランスの12号ソロ、ジョシュ・ロハスの4号ソロ、エウヘニオ・スアレスのタイムリー二塁打で3点を先制。続く4回裏には、ロハスのタイムリーでリードを広げ、前日のヒーローであるJ・P・クロフォードが19号グランドスラムを放ち、早々に勝利を決定づけた。

投手陣は先発のブライアン・ウーが4回途中まで無失点に抑え、5人のリリーバーも無失点リレー。8つの四球を与えたものの、強打のレンジャーズ打線にわずか3安打しか許さず、6投手による完封リレーを完成させた。

この結果、ア・リーグ西地区の優勝争いは、首位レンジャーズ(89勝)、2位アストロズ(88勝)、3位マリナーズ(87勝)が2ゲーム差にひしめく大混戦に。3チームが89勝で並んだ場合、マリナーズは3チーム間の直接対決の勝率によって、2001年以来22年ぶりとなる地区優勝を果たすことになる。

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