岡山城一帯で美化活動 親子連れら90人 環境保全学ぶ

旭川河川敷でごみを拾い集める参加者

 環境保全について学ぶ体験型イベント「TOYOTA SOCIAL FES!! 2023」(山陽新聞社主催)が30日、岡山市の岡山城一帯で開かれ、岡山県内の親子連れや学生ボランティアら約90人が美化活動を繰り広げた。

 参加者は岡山城下の段広場(同市北区丸の内)に集合。ごみ袋と火ばさみを手に旭川河川敷や後楽園周辺を巡り、空き缶やペットボトル、落ち葉などを拾い集めた。

 作業後、岡山城の学芸員が城の歴史を紹介、本紙記者は身近な環境問題について話した。

 母親と参加した同市立幡多小6年の男子(12)は「ごみの量が少なく、きれいな環境が保たれていると思った」と話した。

 トヨタ自動車が全国の地方紙などと連携して2012年から取り組む活動の一環。プラグインハイブリッド車を用いた給電の実演や電気自動車の展示もあった。

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