【シリウスS】岩田望「内か外か迷った」ハギノアレグリアスが重賞2勝目

9月30日、阪神競馬場で行われたG3・シリウスステークスは、1番人気のハギノアレグリアスがトップハンデを跳ね返しての完勝。このメンバーでは力が上位だった。また、四位洋文調教師はJRA重賞初制覇。

シリウスステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ハギノアレグリアス
岩田望来騎手
「大外枠だったので気持ち良くゲートを切ることが出来て、コーナーまで砂を被らなかったので、すごい馬が元気で、いつもよりポジションを前に取れたんじゃないかなと思います。4コーナーはヘラルドバローズの内か外か迷ったんですけど、ハンデ戦もあって、少しでも距離を多く走らせないようにしようと思って、内を選択しました。よく勝ちきってくれたと思いますし、すごく状態も良かったので、もっともっと上を目指してほしいですね。もっとパワーアップすると思いますし、色んな怪我がありましたが、よく復帰してくれて重賞も勝ってくれて、もう一つ上のステージを勝ちたいなと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

30日、阪神競馬場で行われた11R・シリウスステークス(G3・3歳上オープン・ハンデ・ダ2000m)は、岩田望来騎乗の1番人気、ハギノアレグリアス(牡6・栗東・四位洋文)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に2番人気のアイコンテーラー(牝5・栗東・河内洋)、3着に3番人気のヴァンヤール(牡5・栗東・庄野靖志)が入った。勝ちタイムは2:04.4(良)。

58.5キロも貫禄V

岩田望来騎乗の1番人気、ハギノアレグリアスが重賞2勝目、中央の重賞は嬉しい初制覇となった。道中は中団で流れに乗り、勝負どころでは上手く馬群を捌いて進出。直線入口では先に抜け出したアイコンテーラーを目掛けて猛追。きっちり射程圏に入れてスパートを開始すると、坂を登って力強く差し切りを決めた。四位洋文調教師はJRA重賞初制覇となった。

ハギノアレグリアス 15戦7勝
(牡6・栗東・四位洋文)
父:キズナ
母:タニノカリス
母父:ジェネラス
馬主:日隈良江
生産者:岡田スタツド

【全着順】
1着 ハギノアレグリアス 岩田望来
2着 アイコンテーラー 団野大成
3着 ヴァンヤール 荻野極
4着 フルヴォート 幸英明
5着 カフジオクタゴン 坂井瑠星
6着 ニューモニュメント 川田将雅
7着 トウセツ M.デムーロ
8着 サンライズホープ 和田竜二
9着 ゲンパチルシファー 鮫島克駿
10着 クリノドラゴン 武豊
11着 ヘラルドバローズ 松山弘平
12着 キリンジ 藤岡佑介
13着 ロードブレス 川須栄彦
14着 サンマルレジェンド 酒井学

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