京都サンガ、鳥栖に2-3で逆転負け 後半ロスタイムに2失点

後半終了間際、勝ち越しゴールを決められ、ぼうぜんとするサンガイレブン(駅前不動産スタジアム)

 J1京都サンガFCは30日、駅前不動産スタジアムで第29節の鳥栖戦に臨み、後半ロスタイムに2失点して2-3で逆転負けを喫した。3試合ぶりの黒星となり、勝ち点は33のまま、順位は13位から15位に下がった。

 サンガは前節広島戦(1-0)から先発を1人変更し、松田が2試合ぶりにスタメンに入った。サンガU-18出身のルーキー平賀が5試合ぶり3度目のベンチ入り。鳥栖は、元サンガの岩崎(京都橘高出身)や堀米が先発した。

 サンガは前半9分、小野のミドルシュートで先制を許した。ボールをつないでリズムを作ると、同32分、GK具(ク)聖(ソン)潤(ユン)のゴールキックからセカンドボールを拾い、原が左足で3試合ぶりにゴールを決め、同点に追いついた。

 さらに後半15分、速い展開で敵陣へ攻め込むと、原の左クロスから豊川の今季7ゴール目となるヘディング弾で勝ち越し。隙なく逆転して逃げ切りを図りたいところだったが、ロスタイムにアピアタウィアが一発退場となると、その後クロスから連続失点し、再逆転を許した。

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