持ち運べて片手で切れるトイレットペーパーボックス

持ち運べて片手で切れるトイレットペーパーボックス

完成写真

レシピの概要

かかった費用

500円

所用時間

3時間

材料

合板(1枚)
丸棒5mm(1本)
丸棒21mm(1本)
集成材(1枚)

工具

テーブルソー
ジグソー
インパクトドライバー
紙やすり

作り方

STEP1

初めにトイレットペーパーの寸法に合わせて少し余裕のあるサイズで木材を切り出しました。(分かりにくいですが側面板の角の部分にすでに穴を空けています。後で使う重要な穴になってきます。)

STEP2

天板となる材料の側面に6mmの穴を真っすぐ空けます。深さは1cm程度です。

STEP3

反対側にも同じ位置に穴を空けます。なるべく線対称になるように空けるのが重要です。さらに角の1カ所を丸く削ってアールを付けます。

STEP4

天板が乗る材の天板との合わせ目箇所を斜めに切り落とします。こうすることで開閉する天板との隙間が少なくなります。

STEP5

ボックスの側面になる板を合わせていくのですが、このとき直角クランプを使うとピッタリ90度の角度で固定できて作業しやすいです。

STEP6

板の合わせ目のところにビスを打っていくのですが、ビスを入れられる範囲が狭いので穴がズレたりしないように気を付けながら固定していきます。

STEP7

下の土台が固定できました。最終的に木工用の接着剤とビス止めの両方で固定しますが今は仮止めです。

STEP8

約5mmの丸棒を短く切断して、さらにカッターで端を整えていきます。

STEP9

これを先ほどの板に挿し込むと、開閉式の天板パーツになります。この部分を写真1枚目の側面板の穴と合体させると開閉するようになります。

STEP10

別の側板を切っていきますが、切りたい部分を鉛筆線でマーキングします。

STEP11

その栓に合わせてジグソーで切っていきます。アールのある場所を切る時にはジグソーが便利です。

STEP12

うまく切り取れましたがまだバリだらけです。

STEP13

丸棒にサンドペーパーを巻き付けて、ちょうど開けた箇所に合うサイズだったので綺麗にバリ取りができました。

STEP14

2枚同じように作れました。左右対称となるように設置前に整えておきます。

STEP15

切り抜いた板をボックスの内側の側面に固定していきます。

STEP16

切り抜いた窪みの部分に21mmの丸棒をストンと落とせるようにしました。

STEP17

こんなかんじでトイレットペーパーが収まります。

STEP18

蓋を閉じた時にペーパーがすぐに取り出せるように、補助パーツを設置しました。

STEP19

いろいろと工夫しながら最終的にマグネットキャッチも付けたりして整いました。天板フタの先端にはギザギザのプラ製の刃をカッターで切って作って埋め込みました。

STEP20

ギザギザの刃はこれまた影になってしまって分かりにくいですが、こんなかんじです。片手でペーパーを引き上げるとシャッ!と綺麗に切れます。

STEP21

ペーパーを交換する時は天板をパカッと開けてすぐに交換できます。場所を移動できて片手で使いたいぶんだけ引っ張って好きな長さで切れる大変便利なアイテムとなりました。

レシピのコツ・ポイント

ペーパーがうまく収まるよう切り込みの深さを決める時に、段ボールで仮のパーツを作って試してから実際の木材に転写して作ると失敗しなくて済みました。(実は違う材料で2個作ったので写真が混在しています。すぐ気付いた人は観察力が素晴らしいです。)

やってみた感想

木材の適度な重さがあるのでペーパーを引っ張った時にも安定していますが、滑ったりする場合は底面に滑り止めシートを付けたり、重さを増して摩擦も増すようにウエイトを入れたりしても良いかもしれません。

レシピを書いた人

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