PK2本を沈めたアーセナルがボーンマスを4-0で下す。冨安は69分からピッチに入り試合を締める|プレミアリーグ

写真:移籍後初ゴールを決めたハヴァーツをチームメートが手荒に祝った

現地時間9月30日、プレミアリーグ第7節のボーンマス vs アーセナルの一戦がバイタリティー・スタジアムで行われた。

ホームのボーンマスは前節から1カ所のみスタメンを変更。センターバックにロイド・ケリーに代わってマルコス・セネシを起用した。アーセナルは引き続きGKにダビド・ラヤを起用し、左インサイドハーフには前節のファビオ・ヴィエイラに代わってカイ・ハヴァーツを先発に。前線は前節と変わらず右からブカヨ・サカ、エディー・エンケティア、ガブリエウ・ジェズスという並びとなった。

序盤はアーセナルがややボールを保持する展開になるも、ボーンマスもドミニク・ソランキを中心にチャンスを作る。しかし、先制に成功したのはアウェーチームだった。17分、ピッチ中央でボールを持ったエンケティアがドリブルで運び、右サイドのサカへ。サカからボールを引き取ったマルティン・ウーデゴールがファーサイドのジェズスへクロスを送ると、ジェズスのヘディングがニアポストに当たって跳ね返る。これをサカが詰めてアーセナルがゴールを奪う。

その後は互いに大きなチャンスを迎えることなく時間が経過する。このまま前半を終えるかに思われた42分、自陣でボールを持ったオレクサンドル・ジンチェンコが左サイドを駆け上がったエンケティアにスルーパスを送る。エンケティアがウーデゴールとのワンツーでさらに抜け出すと、ボーンマスDFマックス・アーロンズがエリア内で倒してしまいPKの判定に。これをウーデゴールが決めてアーセナルが点差を広げる。

後半に入り引き続きアーセナルが攻勢を強めていると、52分に再び試合が動く。敵陣深くまで入り込んだアーセナルは左サイドからサカがクロスを上げる。ファーに流れたボールを折り返すと、ボールは再びサカのもとへ。サカは中央にポジションを取ったウーデゴールに渡すと、ライアン・クリスティーがエリア内で倒してしまい再びPKの判定が下る。このPKをハヴァーツが決めてスコアを3-0に。ハヴァーツは移籍後初ゴールとなった。

安全圏のリードを得たアーセナルは69分、エンケティアとジンチェンコを下げて冨安健洋とリース・ネルソンを投入する。

その後もアーセナル優勢の構図は変わらず、アディショナルタイムに入った93+3分には、FKからベン・ホワイトが頭で合わせて今季初ゴールを記録した。試合はこのまま終了し、アーセナルが0-4とアウェーで完勝を収めた。
 

◉試合結果

ボーンマス 0-4 アーセナル

0-1 17分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
0-2 44分/PK マルティン・ウーデゴール(アーセナル)
0-3 53分/PK カイ・ハヴァーツ(アーセナル)
0-4 90+3分 ベン・ホワイト(アーセナル)

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