ライプツィヒとバイエルンによる首位攻防戦はドロー決着、バイエルンが2点差追いつく【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第6節、ライプツィヒvsバイエルンが9月30日に行われ、2-2で引き分けた。

1ポイント差のライプツィヒ(勝ち点12)とバイエルン(勝ち点13)による、今季優勝を争う予感の両チームによるビッグマッチ。

ライプツィヒは前節、ボルシアMGに1-0で勝利。4連勝とした中、オペンダとY・ポウルセンの2トップとする[4-4-2]で臨んだ。

対するバイエルンは前節、ケインのハットトリックなどでボーフムを7発粉砕。[4-2-3-1]で臨み、ケインを最前線に、2列目に右からサネ、ムシアラ、コマンと並べた。

開始3分、まずはバイエルンに決定機。クイックリスタートからケインのスルーパスに抜け出したムシアラがGKと一対一となるもブラシュヴィッヒの好守に阻まれた。

対するライプツィヒは12分、ボックス外に飛び出したGKウルライヒのミスパスを拾ったフォルスベリがロングシュートを狙ったが枠を捉えきれず。

互いに好機を作った中、20分にバイエルンが先制する。シェラーガーのスルーパスに抜け出したオペンダがキム・ミンジェと並走しつつシュートを決めきった。

さらに26分、ライプツィヒに追加点。CKをGKウルライヒが被ってオペンダが頭で折り返したところをルケバが蹴り込んだ。

ハーフタイムにかけては2点を追う展開となったバイエルンが押し込むも、自陣に引いたライプツィヒを崩せず0-2で折り返した。

迎えた後半、テルとラファエル・ゲレイロを投入したバイエルンが引き続き前がかる中、54分にPKを獲得。

サネのFKが壁に入っていたヘンリクスのハンドを誘い、VARの末にPKとなった。これをケインが決めて1点差としたバイエルンは70分に追いつく。

ロングカウンターに転じた流れからムシアラのパスを受けたサネが独走し、GKとの一対一を制した。

終盤にかけても疲労の見えるライプツィヒを相手にバイエルンが攻勢をかけたが、最終盤にかけてはライプツィヒにも好機。しかしGKウルライヒの好飛び出しもあって勝ち越しゴールを奪うには至らず2-2のドロー決着となった。

© 株式会社シーソーゲーム