途中出場ラウタロが圧巻の4発、インテルが勝利を取り戻す【セリエA】

[写真:Getty Images]

インテルは9月30日、セリエA第7節でサレルニターナとのアウェイ戦に臨み、4-0で勝利した。

前節サッスオーロに不覚を取って開幕からの連勝が止まったインテル(勝ち点15)は、ラウタロやムヒタリアン、ディマルコらをベンチスタートとした。

未勝利のサレルニターナ(勝ち点3)に対し、テュラムとサンチェスの2トップで臨んだインテルは、6分にFKからテュラムの身体に当たったボールが枠に向かったが、GKオチョアの好守に阻まれる。

10分にもダンフリースが決定的なシュートを放ったインテルだったが、徐々にサレルニターナの反撃を受けると、23分にはカブラルにボックス内からのシュートで、30分にはカスタノスのミドルシュートでゴールを脅かされてしまう。

ハーフタイムにかけても流れを掴みきれなかったインテルは、43分に再びカブラルにボックス内まで持ち運ばれてシュートを打たれた中、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半も攻め口を見いだせなかったインテルは55分に3枚替え。ラウタロやムヒタリアンを投入した。

すると62分にラウタロが試合を動かす。左サイドに流れたテュラムのクロスに、ラウタロがワンタッチでうまく合わせた。

4分後には追いつかれかけるもウェンゴフスキにネットを揺らされた場面ではVARの末にオフサイドがありノーゴールとなった。

助かったインテルは77分に勝負を決定付ける。バレッラからのリターンクロスをラウタロが蹴り込んだ。

さらにPKでラウタロがハットトリックとすると、89分にもラウタロがカルロス・アウグストの左クロスに合わせて4点目を挙げ勝利。大黒柱ラウタロの活躍でインテルが勝利を取り戻している。

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