第76回秋季東北地区高校野球県大会第6日は30日、一関市の一関運動公園球場で準決勝が行われ、久慈が48年ぶり、一関学院は3年ぶりに決勝に進んだ。両校は東北大会(10月16日開幕、秋田県)の出場を決めた。
久慈は2-0の四回に坂本優真(1年)の左前適時打など6安打を集めて4点を奪った。中盤に追い上げられたが、盛岡中央を6-5で振り切り、初の東北大会切符を手にした。
一関学院は二回に打者13人の猛攻で一挙8得点。三、四回にも山内蓮(2年)の長打などで得点を重ねて、13-1の五回コールドで水沢工を下した。
10月1日は休養日で、最終日の2日に同球場で決勝と3位決定戦を行う。3位決定戦は東北大会出場の残り1枠を懸けて、水沢工と盛岡中央が対戦。決勝は一関学院が14年ぶり、久慈は初の頂点を目指して激突する。