日本で唯一日米チャート1位を獲得したヒットメーカー草野浩二が語り下ろす、昭和歌謡ファン垂涎の一冊『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』刊行、楽曲をコンパイルした2枚組CDも発売

『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』(構成・濱口英樹)が、草野浩二86回目の誕生日である2023年11月20日(月)にシンコーミュージック・エンタテイメントより発売される。 カバー・ポップスの先駆者、女性シンガーの目利き、そして日米チャートで1位を獲得した唯一のヒットメイカー草野浩二。 その数々の作品、関わり合ったレジェンドたち、激動した音楽シーンについて徹底的に語り下ろす、昭和歌謡ファン垂涎の書だ。

草野浩⼆は、1937年11⽉20⽇⽣まれ、85歳。東京府出⾝。 暁星学園を経て早稲⽥⼤学第⼀商学部を1960年3⽉に卒業。同年4⽉、東京芝浦電気レコード(のちの東芝EMI)事業部⼊社と同時に制作部ディレクターとなり、ダニー飯⽥とパラダイス・キングの「悲しき六⼗才」を⼿掛け初仕事で初ヒット。坂本 九の「上を向いて歩こう」がアメリカでチャート1位を獲得したのが1963年。以来、1960年代初期はカバー・ポップスの全盛時代を作り、1970年代は邦楽ポップスの⻩⾦時代を築いた。 東芝EMI 退社後はファンハウスを経て、フリーランスの⾳楽プロデューサーとして活動。コンピレーション・アルバムの監修、コンサートのプロデュース、新⼈育成などに従事。2008年からは⽇本レコード⼤賞審査員を務める。翌2009年7⽉7⽇に設⽴された「岩⾕時⼦⾳楽⽂化振興財団」理事に就任し、2010年4⽉7⽇発表の「第1回 岩⾕時⼦賞」以降、作曲家・編曲家の川⼝真・都倉俊⼀と共に2021年10⽉5⽇開催の「第11回 岩⾕時⼦賞」まで毎回審査員を務めた。

また、2枚組CD『草野浩二作品集~昭和歌謡ヒット列伝~』が11月22日(水)に発売。 今作は書籍『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』に登場する楽曲をコンパイルした作品集で、同書で紹介される楽曲から40曲を厳選して収録。 監修と楽曲解説はライター、プランナー、歌謡曲愛好家として多くの雑誌やWEBやラジオ番組を中心に活躍し、『見上げてごらん夜の星を 音楽プロデューサー草野浩二伝』の構成も手掛ける濱口英樹を起用。 ノスタルジックな昭和ブームへの回顧ではなく、この作品集でエバーグリーンな名曲の数々を堪能していただきたい。 さらに本日10月1日(日)よりスポニチで、草野浩二がこれまでの人生を振り返る連載「我が道」もスタートする。

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