気象庁は1日、低気圧や前線に向かって流れ込む湿った空気や上空の寒気の影響で、西日本と東日本、北日本で大気の状態が非常に不安定になるとして、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意を呼びかけた。東日本では2日にかけて警戒が必要としている。
気象庁によると、前線が通過するとともに、西日本と東日本の上空約6千メートルに氷点下9度以下の寒気も流れ込むことなどから、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となる。
急に空が暗くなるなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合、建物内に移動するなど安全を確保するよう促した。
