東京の玄関口の一つ、東海道新幹線品川駅が1日、開業20周年を迎えた。駅構内で記念セレモニーがあり、JR東海の長西宣英駅長が「品川駅はますます発展していく。これからも愛していただければ」とあいさつ。JR東日本と京急電鉄の駅長と共にくす玉を割って祝った。
家族連れや鉄道愛好家らでにぎわう構内には、3社の制服のレプリカを着て記念撮影できるコーナーも設けられ、家族5人で訪れた川崎市の中学3年安里美紅さん（14）は「電車が大好き。制服は暑いけれど記念になった」と笑顔を見せた。
新幹線品川駅の昨年度の1日平均乗車人員は2万7千人以上。建設中のリニア中央新幹線では始発駅となる。
