「最高に気分が良い」4発快勝のアーセナル、アルテタ監督は次節シティ戦の前にCLへ気合い「本当に厳しい試合になる」

[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ボーンマス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

9月30日、アーセナルはプレミアリーグ第7節でボーンマスとアウェイで対戦した。前節はトッテナムとのノースロンドン・ダービーで追いつかれて引き分けたアーセナル。無敗はキープしているが、優勝に向けては取りこぼしを減らしていきたいところだ。

試合は17分にブカヨ・サカがヘディングでネットを揺らして先制すると、44分にはエディ・エンケティアが倒されPK獲得。マルティン・ウーデゴールがしっかりと決めて0-2で前半を終えた。

後半に入ってもアーセナルがペースを握ると、53分にもPKを獲得。カイ・ハヴァーツがキッカーを任され待望の加入後初ゴールを記録。その後はアーセナルがしっかりと試合を進め、日本代表DF冨安健洋も69分から途中出場。すると後半アディショナルタイムにベン・ホワイトにもゴールが生まれ、0-4で圧勝した。

試合後の記者会見でアルテタ監督は勝利を振り返り、チームのこの試合への取り組み方を称え、勝利を喜んだ。

「とても幸せだ。昨日から試合への取り組み方を見て、チームはプレーする準備ができていた。これまでの試合内容で相応しいものを持てていないチームとの対戦となり、我々がこれから直面する課題についてはわかっていた」

「彼らは時間を与えてくれず、ボールには常にプレッシャーがかかっており、グラウンドも狭い。そこから抜け出すのはとても難しかったが、我々は試合をしっかりと読み、勝つ権利を獲得できたと思う」

また、同時刻に開催されていたウォルバーハンプトンvsマンチェスター・シティでシティが敗れ今季初黒星。次節はシティとの大一番となる中、まずはチャンピオンズリーグ(CL)のRCランス戦に集中すると語った。

「試合に勝てて最高に気分が良い。それが我々がコントロールできる唯一のことだ。私がバスの中で考える唯一のことは、ランスに向けてどう準備できるか。火曜日の相手ホームでの試合は、勝つためには本当に厳しい試合になるだろう」

「シティはその次のステップだ。火曜日に向けて多くの良いことが必要になり、ラインナップとメンバーについて正しい決断を下し、今のレベルを維持することが必要だ」

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