マグロ解体ショーや競り販売にあふれる活気 創立110年の横須賀魚市場で「さかな祭り」

カニやサザエなどが出品され、来場者が参加した競り販売=横須賀市の横須賀魚市場

 魚市場の活気が楽しめる「よこすかさかな祭り」が1日、神奈川県横須賀市平成町の「横須賀魚市場」で開かれた。年に1度の一般開放日で、今年で22回目。マグロの解体ショーや競り販売などが行われ、大勢の家族連れらでにぎわった。 

 同市場と漁協、市などによる実行委員会の主催。祭りは「魚食を広げたい」としてスタートした催しで、同市場は今年6月に創立110年を迎えた。

 会場では競り販売などが行われ、来場者は「5000円」「2万円」などと手作りの札を掲げて競りの活気を体験。市内の飲食店による魚介を使ったカレーやシチュー、マグロ丼などの模擬店も人気を集め、長い列ができていた。

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