アゼルバイジャンが国際手配 独立主張のカラバフ幹部300人

ナゴルノカラバフからの避難民を乗せた車列=9月25日、アルメニア南東部(タス=共同)

 【モスクワ共同】アゼルバイジャン検察は1日、同国からの独立を主張してきたナゴルノカラバフのアルメニア系住民の行政府「ナゴルノカラバフ共和国」のハルトゥニャン前「大統領」ら300人以上について、犯罪に関与した疑いで国際手配したと明らかにした。インタファクス通信が伝えた。

 アリエフ検事総長は「証拠に基づき計300件の捜査が行われている」と述べた。4人は既に拘束したとし、残る容疑者に投降を呼びかけた。

 一方、国連の使節団は1日、ナゴルノカラバフに到着した。現地の状況や住民の人道的ニーズを把握するのが目的。

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