円満夫婦はやっている!夫を喜ばせる妻の言動6選

人生100年時代、できるだけ長く健康に過ごすことも大切ですが、パートナーがいれば夫婦関係をいかに仲良く保てるかもQOLを上げるために必要なこと。

他人同士が一緒にひとつの家庭を築いていくのは簡単なことではありません。夫婦円満でいるために、ある程度価値観をすり合わせる努力をしたり、日頃からパートナーと仲良くするために意識的にやっていることもあるでしょう。

今回は、周囲の夫婦仲のよい女性に、夫を喜ばせる言動について聞いてみました。

夫婦円満の秘訣!夫を喜ばせる妻の言動6つ

1:「好きだよ」「愛してる」などストレートに愛を伝える

王道ですが、やはり好きな気持ちを素直に表現するのが、愛される秘訣のようです。

「何か面倒なことをやってもらったときに『愛してる!』とか、ふとしたときに『好きだな~』『結婚してよかったな~』とか、いろいろなタイミングで愛を伝えています(笑)。夫もまんざらでもない感じなので、うれしいと思っているはず……」

「『愛してるよっ』『俺もだよっ』みたいなラリーを言葉でもメールでもよくしています。あいさつ代わりみたいな?」

夫婦に駆け引きは必要なし。日頃から感謝の気持ちはもちろん、直球で愛情を伝えるのも意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

2:夫の好きな料理を作る

胃袋をつかむ、というのは古くから男性を落とすひとつの手段として言われていますが、夫婦であっても有効なようです。

「記念日はもちろん、夫が疲れているときとか落ち込んでいるときには、夫の好物を用意するようにしています。凝ったものではなく、ハンバーグとかカレーみたいな家庭料理です。夫が一番好きな食べ物はラーメンなので、誕生日にはスープや麺を手作りしてイベントっぽくしたことも」

「夫の誕生日には私が、私の誕生日には夫が料理を担当して、リクエストされた料理を作ります。付き合っていた頃からの恒例で、結婚してからも続いています。娘の誕生日には、夫婦で協力して娘の好きな物フルコースを作ります」

料理がうまい・下手ではなく、大切なのは気持ち。「自分のことを思って作ってくれている」という部分が心に響くのではないでしょうか。

3:日頃からスキンシップを欠かさない

夫婦生活が長くなってくると、お互いを異性として見られなくなってくるというのはよく聞きます。スキンシップを積極的にとり続けることで、ずっと仲良くいられるという夫婦も。

「いってらっしゃいのキスはもちろん、ありがとうやうれしいのハグなど、スキンシップを多めにとることで夫婦仲が深まっている気がします。最終的に手を繋いで寄り添って歩く老夫婦になることが夢です」

お互いに気を許した関係性でのスキンシップは、「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが分泌され、リラックス効果が得られてストレス解消につながるとされています。

もし、最近は夫に触れていないな……という方は、ぜひ少しずつ取り入れて、恋人同士だった頃を思い出してみるのもいいかもしれません。

4:手紙など文字で素直な気持ちを伝える

日頃から口頭で愛を伝えるのはちょっと気恥ずかしい、というシャイな方におすすめなのは、いざというときに「手紙で気持ちを伝える」というもの。

「誕生日や記念日にはできるだけ手紙を書いて渡しています。言葉にすると嘘っぽく聞こえたり、素直に言えないことでも、文字だとストレートに伝えられるので」

「夫の仕事が忙しく、日頃すれ違うことも多いので、作り置き料理が入ったタッパーとか、見てほしい子どもの学校関係の書類とか、夫が目にするであろう場所にふせんでメッセージを貼り付けておくと、返事が書き込んであったりします(笑)。ふせんでのやりとりが夫婦のコミュニケーションのひとつになっています」

手紙だと頭が整理できて気持ちが伝えやすいという人もいるはず。手紙は読む側も、ストレートに心に響く効果がありますよね。ふだん口頭で愛を伝えていてもいなくても、ここぞというときに手紙で気持ちを伝えることはきっと喜ばれます。

5:共通の趣味を持つ

子どもがいれば子ども、子育てのことが夫婦共通の話題になりますが、それだけだと子どもが巣立ったあとは共通の話題がなくなって会話自体がなくなる……なんていうことも。

そうならないために、夫と同じ趣味を持つことも有効です。自分の好きなものに興味を持ってくれたら、誰だってうれしいものですよね。

「夫がやっているスマホゲームに最初は否定的だったけど、自分もやってみたらハマった。今では夫婦の一番の話題になって、イベントがあれば夫婦で足を運び、より仲良くなれた気がします」

夫婦で健康的な体づくりをするために一緒に散歩をしている、筋トレしている、という方も。

趣味とまでいかなくても、夫婦で一緒に何かすることで共通の話題ができたり、仲が深まったりするので、夫が好きなことに興味を持って話を聞くことから始めてみるといいかもしれません。

6:尊敬・称賛する

合コンなどで男性を乗せるために「さしすせそ」が有効と聞きますが、夫婦生活においてもやはり、夫を褒めることで家庭の雰囲気がよくなることはあるようです。

「思ってもいないタイミングでわざとらしく褒めたりはしないけど、すごいと思ったら『すごいね』、私が知らないことを知っていたら『なんでそんなこと知ってるの!?』『さすがだね』とか、素直に褒めるとすごく喜びます。『頼りにしてるよ』とか『笑いのセンスが高い』とかも刺さるワードみたい(笑)」

女は男を立ててこそ、なんていうのは令和にはそぐわない言葉ですが、褒めてリスペクトの意を示すことで夫を尊重することは、円満な夫婦関係において大切なのではないでしょうか。

夫を喜ばせた実体験からのエピソードを聞いて、「やっぱりこういうことをすると夫が喜ぶんだな」と改めて実感したこともあれば、「これは発想になかったけど、ぜひやってみたい」ということも。

夫が喜び、夫婦仲が深まることは、長い夫婦生活を楽しく過ごすことにつながります。もし、まだやっていないことがあれば、取り入れてみてはいかがでしょうか。

(ハピママ*/ Mami Azuma)

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