鳥羽「7〜80点」、山中「5点」トップ10入りのMoto3日本人ライダーが振り返るMotoGP第14戦日本GP

 10月1日にツインリンクもてぎで開催されたMotoGP第14戦日本GPのMoto3決勝レースにて、2位に佐々木歩夢(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)、8位に鳥羽海渡(SIC58 Squadra Corse)、9位に山中琉聖(Gaviota GASGAS Aspar Team)と、3人の日本人ライダーがシングルフィニッシュを果たした。

 レースでは6人のライダーで6位争いを繰り広げた鳥羽海渡と山中琉聖。レース後、撤収作業中のパドックでこの2人に今日のレースを振り返ってもらった。

■鳥羽海渡(SIC58 Squadra Corse)予選2:12位 決勝:8位
「今日のレースには納得はできていません。ただ、もてぎでは毎年良くないのですが、8位でなんとかゴールできたので、その点はよかったです。それでも、ペース的にも悪くはなく、予選順位が前だったらもう少しいけていたかなという感じはあるので、悔しいレースでした。出来は7〜80点ぐらい」

「インドネシアGPまでは1週空くので、福岡の実家に帰ってのんびりしたり、サーフィンをしたりしようと思います。その後はまたしばらくアジア戦が続くので、表彰台にあと2、3回は乗りたいです」

鳥羽海渡(SIC58 Squadra Corse)

■山中琉聖(Gaviota GASGAS Aspar Team)予選2:13位 決勝:9位
「昨日から今日にかけてエンジンやその他パーツを新品に変えたのですが、決勝で下ろしたエンジンに問題があったようで、高速回転でふかしづらく、ペースを上げることができませんでした。コーナリングは悪くなかったのですが、ストレートでパワーが出ず、相手のミスを待つしかない、フラストレーションが溜まるレースでした」

「点数をつけるとしたら、5点。ウイークを通して調子がよかっただけに、レースはとても残念に感じます」

「トレーニングとリラックスのバランスをとりながら1週間家で過ごしてインドネシアに向かいます。この後のレースでは、日本GPで獲れなかった表彰台を目指して頑張ります」

山中琉聖(Gaviota GASGAS Aspar Team)

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