【サザン茅ケ崎凱旋ライブ】「聖地」に響く歌声、お祭りムード一色 4日間の祭典最終日も1万8千人集結

ステージに立つ桑田佳祐さん(右端)らサザンオールスターズのメンバー=茅ケ崎公園野球場(提供写真)

 「ふるさと茅ケ崎におかえりなさい」。神奈川県茅ケ崎市出身の桑田佳祐さん(67)率いる人気バンド「サザンオールスターズ」の4日間の野外ライブが1日、フィナーレを迎えた。会場周辺は地域住民や全国からのファンであふれ、「聖地」での凱旋(がいせん)公演に、茅ケ崎はお祭りムード一色に染まった。 

 ステージにメンバーが一列になって登場すると、会場を埋めた観客からは拍手が起きた。1978年のデビュー曲「勝手にシンドバッド」や「希望の轍(わだち)」、「歌えニッポンの空」など、茅ケ崎や神奈川ゆかりのヒットナンバーがスタンドを揺らした。合計26曲の地元愛のつまった演出に、茅ケ崎公園野球場を埋めた1万8千人が沸き立った。

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