アストロズが3年連続地区優勝 最終日にレンジャーズを抜き去る

【アストロズ8-1ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

アストロズはシーズン最終戦でダイヤモンドバックスに8対1で快勝。レンジャーズがマリナーズに敗れたため、90勝72敗で並んだが、直接対決の成績で上回り、3年連続となる地区優勝が決まった。アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーは6回3安打無失点の好投で2年連続の2ケタ勝利となる10勝目(5敗)をマーク。ダイヤモンドバックス先発のカイル・ネルソンは4敗目(7勝)を喫した。

逆転地区優勝のために勝利が絶対条件となるアストロズは、初回にアレックス・ブレグマンの25号2ランなどで一挙4点を先制。2回表にカイル・タッカーの犠飛でリードを広げると、5回表にもタッカーの三塁打に相手の守備のミスが絡んで1点を追加し、7回表にはホセ・アブレイユが18号2ランを放ってトドメを刺した。

8回裏にルルデス・グリエルJr.のタイムリー二塁打で1点を返されたものの、大勢に影響はなく、8対1で快勝。この結果、アストロズの地区優勝が決定し、アストロズは第2シード、レンジャーズは第5シード、ブルージェイズは第6シードでプレーオフに進むことが決まった。敗れたダイヤモンドバックスは第6シードが確定している(マーリンズが第5シード)。

なお、5回表に三塁打を放ったタッカーは、最初に三塁打と記録されたあと、公式記録が変更されてランニング本塁打となり、今季5人目となる「30-30」を達成したかに思われたが、公式記録が再び三塁打に変更。29本塁打&30盗塁でシーズンを終え、惜しくも「30-30」には届かなかったものの、112打点で打点王のタイトルを手にしている。

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