もはや『俳優』以外の肩書がいらない活躍ぶりの鈴木伸之

俳優の鈴木伸之が、今年12月末日をもって「劇団EXILE」を離れ、個人活動に専念することを10月29日、所属事務所のLDH JAPANが公式サイトで発表した。LDHは、《この度、弊社所属俳優の鈴木伸之が、2023年12月末日をもって劇団EXILEを離れ、個人活動に専念することとなりました》と報告。《これからもLDH JAPANの一員として活動してまいりますが、新たな道を開いていく決意をした鈴木伸之の意志を尊重し、スタッフ一同ともに進んでいきたいと思っております》と説明した。

鈴木もコメントを発表。《17歳でオーディションを受けてからこれまでの約13年間、僕は“劇団EXILE”というグループに在籍し、劇団の仲間やスタッフの方々の助けをもらい、たくさんの方に応援していただきながら、なに不自由なく今日まで活動することができました。今振り返ってみても、言葉では言い表せない程の感謝の気持ちでいっぱいです。改めて皆様ありがとうございました》とLDHに感謝した。

そのうえで、《今後振り返ったときに、後悔することのない人生をここからまた歩んでいきたいという想いから、今回の決断となりました》と経緯を説明。《これからは一人の俳優として、鈴木伸之という一人の人生をたくさんの方々に応援していただけるよう活動していきます。引き続き、温かく見守っていただけたらうれしいです》とした。

「もはや、数々の映像作品に出演して名前を売り、もはや『劇団EXILE』の肩書が必要ないほどに成長した。青柳翔、町田啓太ら劇団EXILEのメンバーたちは続々と成長し劇団としての活動をする時間がなかなか取れなくなっているのが現状。鈴木が〝卒業〟を発表したのも納得」(芸能記者)。

昨年10月期の主演ドラマ「自転車屋さんの高橋くん」(テレビ東京)のエンディング曲「フタリノリ」で歌手デビュー。パーソナリティーを務めるニッポン放送の新番組「クライナーファイグリング presents 鈴木伸之NOBU BAR」が10日からスタート。鈴木が、レギュラーラジオ番組のパーソナリティーを務めるのは今回が初。バーのマスターになりきってリスナーからのメールに回答する。

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