「先輩」の快挙に心弾む 岩手、小中で在籍したチーム

「水沢リトルリーグ」時代の大谷翔平=2007年(水沢リトルリーグ提供)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平が2日、日本選手初の本塁打王に輝いた。快挙に大谷が小学2年から所属した岩手県奥州市の硬式野球チーム「水沢リトルリーグ」の指導者や小学生らが「偉大な先輩」の活躍に心を弾ませた。

 大谷は小学2年から中学1年までチームに所属。当時コーチとして指導した佐々木一夫監督(59)は「力と力がぶつかりあう大リーグの舞台で本塁打王は本当にすごい。おめでとう」と祝福した。シーズン後半はけがに苦しみながらも、最後までチームの勝利に徹する姿を感じたといい「中学1年で主将を務めた時から、その姿勢は変わらない。けがを治し、長く野球を続けてほしい」とエールを送った。

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