米超人気ラッパーにアクシデント アクション映画でスタントマンの指を脱臼させる

ラッパーの50セントは、「パワフル」なあまり、映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の撮影で、スタントマンの指を脱臼させてしまったという。

スタントコーディネーターのアラン・ングは、PopCulture.comにこう話している。「50セントは非常にパワフルで強いので楽に仕事ができました」「彼は戦車のようなんです。彼は本当に強いんですよ。あるシーンでは、彼はただスタントマンにぶつかるだけのはずだったんですが、彼の強さの結果、その男性は飛ばされ指を脱臼したんです」「もちろん、その男性と彼の指は、今はもう大丈夫ですよ」

また来年1月に公開予定の同新作でミーガン・フォックスとも仕事をしたングは、ミーガンが「トランスフォーマー」シリーズの映画に出演した経験が「確実に彼女のシーンに役立った」とした上で、「彼女はダンスのバックグラウンドがありますから、非常によい基礎がありますし、リハーサル中やセットで変更があった時、非常に素早く振り付けを覚えるのです」「私達はミーガンに確かなダンスのバックグラウンドがあるという事実を生かしたんです。ミーガンのスタイルは非常に機敏で、フレキシブル、そして迅速なんです」と説明した。

一方で先日には、プロデューサーのケヴィン・キング・テンプルトンが、ジェイソン・ステイサムとシルベスター・スタローン主演の同人気シリーズにミーガンと50セントを迎え入れた喜びを、こう語っていた。「それぞれの映画で異なるキャラクター達が出てきます。進化するためには、1からやり直すのではなく、リフレッシュさせなければならないのです」「新しいキャラクターを入れなければならないのですが、これらのキャラクターはフィットし、適したものでなくてはならない。キャスティングにも時間をかけましたが、ちょうどよいバランスがとれていることを願っています」

「クリスマスをテーマにした映画という感じでしたし、私達はジェイソンの引き立て役が必要だったのでミーガンをキャスティングしたのです。私達は2人の相性は完璧だと思ったので、彼女を選んだんです」「50セントは、かなり必要とされていたバックチームに新たな血を加えました。車輪を1から発明し直すのではなく、タイヤを磨き、新たにコーティングを施すのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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