「ONE PIECE FILM RED」2年連続でウタ誕生祭、ウタ役の名塚佳織「みんなーやっと会えたね!」

昨年1位の興行収入197億円を達成した「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の上映イベントが1日、東京・丸の内TOEIで行われ、昨年に続いて「ウタ誕生祭2023」と銘打たれた。この日は同映画オリジナルキャラ・ウタの誕生日。ウタ役の名塚佳織、ウタの育ての親であり音楽の国エレジアの元国王、ゴードン役の津田健次郎が華やかな衣裳で登壇した。

名塚は「みんな!やっと会えたね!ウタだよ!」、津田は「国をあげて歓迎する!」と劇中のセリフを披露しファンを沸かせた。10月20日から1カ月限定のアンコール上映が決まっており、名塚は「びっくりですね。収録は1年半前ですが、まさかこうなるとは思ってませんでしたし、いつも応援してくださっているみなさんのおかげでアンコール上映が実現したと思います。本当にありがとうございます!」と驚きと感謝の気持ちを吐露。津田は「とにかく公開してからの初速がすごかったですよね。昨年連載25周年を迎えて、そこからさらに多方面で盛り上がるのは、さすが『ONE PIECE』だなと思いました」と語った。

アフレコやイベントでの思い出について、名塚は「本当に1年の出来事かと思うくらい色々やらせてもらいました。当時は必死でその場のことに集中していたんですけれど、今思えば1秒1秒が楽しかったなと、一言でこれって決めきれないですね」と語り、津田は「武道館イベントがめちゃめちゃ楽しかったですね!控室でも麦わらの一味演じる先輩方がずっときゃっきゃしてて、先輩たちが一番子供だったんじゃないかと思うくらい。ずっとあのような雰囲気でやられているんだなと伝わってきました」と、日本武道館でのワールドプレミアを挙げた。

イベント後に声だし可能の「ウタLIVE in映画館(応援上映)」を控えていたっため、名塚と津田が応援上映の練習を実施。名塚、津田がそれぞれ演じたキャラクターのセリフを披露し、ファンが実際に熱い声援を送るなどして盛り上がった。名塚が「みんなーやっと会えたね!ウタだよ!」とセリフを披露すると、会場からは「ウター!」などと声援が送られた。津田が「この国、エレジアを治めていた、ゴードンという者だ」とセリフを披露すると、会場は「ゴードン!うぉー!」と大盛り上がりだった。

名塚は「みなさん凄い!応援されるの嬉しいですし、応援上映楽しいですね!会場との一体感が生まれて、みなさんで同じ空間を作り上げていく楽しさをぜひ体感してほしい」と応援上映の魅力を体感。津田は「みなさん各々が様々なパターンで応援してくださって凄い楽しいです!」と感想を語った。

ウタのお誕生日会ということで、可愛らしいデザインのバックパネルにバルーンで「HAPPY BIRTHDAY」の文字が装飾され、ウタの世界観が伝わる雰囲気を演出。津田の「ハッピーバースデー」の歌唱に合わせて巨大パエリアがサプライズで登場し、客席は笑いに包まれた。ゴードンがウタにパエリアを振る舞うというシーンから用意されたもので、ケチャップで「ウタ オメデトウ」と書かれていたことに気づいた名塚は「凄い!かわいい!劇中のウタはとても落ち込んでてそれどころじゃなかったですが、元気になれますね!」とコメント。津田は、「こんな大きいパエリアをゴードンは作っていたんですね。ゴードン頑張ってますね!」と笑顔で呼応した。

イベント中には、フジテレビ系列「土曜プレミアム」で10月14日に「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」、同21日に「ONE PIECE FILM Z」の放送決定が発表された。津田は「本日会場、配信でご覧の皆様ありがとうございました!ここから本作が更に盛り上がればいいなと思いますので応援よろしくお願いします!」と、名塚は「こうして本日みなさんとお会いできて嬉しいです!10月20日からのアンコール上映と実施される応援上映、みなさんには最後の最後まで楽しんでいただけると嬉しいです。私もみなさんと一緒にウタを応援したいと思っています。本日は誠にありがとうございました!」と感謝を伝え、イベントを締めくくった。

(よろず~ニュース編集部)

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