超ベテラン英俳優 ラスベガスのマフィア全員と知り合いだった シナトラと一緒にディナー

英俳優マイケル・ケインは、全盛期の頃、「ラスベガスのマフィア全員」と知り合いだったという。今年の3月に90歳を迎えたマイケルは、1971年公開映画『狙撃者』で地下組織のメンバーを演じたこともあるが、フランク・シナトラとベガスに行った際に実際のギャングと親しくなったのだそうだ。

デイリー・テレグラフ紙にマイケルはこう明かす。「笑いが好きだったのが誰か教えようか、フランク・シナトラだよ」「彼はとても良い人で、友人だった。そして彼は笑えることが好きだった。でも彼は自分で笑いを取るようなことはしなかった」「タフガイだったからね。彼のプライベートジェットでラスベガスに連れて行ってくれたことがあったんだけど、そしたらラスベガスのマフィア全員と知り合いになったよ」「みんなディナーに行ったんだ」

イギリス出身のマイケルは、60年代にハリウッドに進出した時にフランクと初めて会ったそうで、憧れのスターと親しくなれたことが信じられない気分だったと続ける。「最高に素晴らしい経験だった。神々と生活しているかのようなね。レストランに行けば、ジョン・ウェインとかいろんな人が座っていて、みんな挨拶をしてくれたものだ」「僕を仲間と扱ってくれたんだ。僕はあの町に住んで、仕事をし、時にアカデミー賞とかをとっていた。彼らと同じだったんだ」

一方で、自身の年齢についても自覚しているようで、人々にどんな人物として覚えていてもらいたいかを尋ねられると「ずっと俳優を続けたことかな。他のことは何もしなかった。辞めたことはないし、辞めたいと思ったこともなかったんだ」と答えた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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