「ハリポタ」死喰い人役で出演俳優 作品の衰えない人気に驚き 「ちょっとした宗教」 

英俳優ティモシー・スポールが「ハリー・ポッター」が「宗教」になりかけていると発言した。J.K.ローリングの小説を原作とする同映画シリーズの5作で、死喰い人のピーター・ペティグリュー/ワームテール役を演じたティモシーは、映画がいまだに視聴者を惹きつけてやまない魅力に驚いているという。

バラエティ誌にティモシーはこう語っている。「『ハリー・ポッター』はとてつもなく大きな作品なんだ。ちょっとした宗教になりかけている。奇妙なぐらいにね」「素晴らしいストーリーテリングであると同時に美しく作られているんだ。ある日、スタジオにふらっと立ち寄ったら、誰かが(手作業で)木の葉を一枚一枚つけていた。それは献身だった。彼らは観客のためにそうしていたんだ」

そんなティモシーの最新の役どころは、「一風変わった」と評するクリスマス映画『ジョイ・トゥ・ザ・ワールド』のサンタクロース役だ。ティモシーは、ジェームズ・ネスビットも出演するこの映画で、見ている子供たちにサンタ役だと気づかれたくないのだと説明、「サンタのメイクアップをしている時、彼らはいつも『撮影してもいいですか?』って聞くんだ。だから僕はノーと言っていたよ。だってマジシャンでトリックを公開する人がどれだけいる?」「私には7人の孫がいる。そのうちの1人がいつも『魔法にかけられて』を見ているんだ。『ああ、太ったおじいちゃん』ってね。だから、彼女は僕がどの役をやっているのか知っているんだけど、他の子供たちが今回は私に気づかないことを願っているんだ。『このサンタは本物?』って思うようにね」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社