BSテレ東では10月9日に「シネマクラッシュ」枠（月曜午後7：00）で、大泉洋主演の映画「騙し絵の牙」（午後6：30）を本編ノーカット＆無料テレビ初放送する。
「騙し絵の牙」は、ミステリー小説「罪の声」の著者・塩田武士氏が、大泉を主人公に当て書きした前代未聞の小説「騙し絵の牙」（角川文庫／KADOKAWA）が原作。2018年本屋大賞にランクインするなど、注目を集めたベストセラーを映画化した。
主演はもちろん大泉が務め、監督は「桐島、部活やめるってよ」で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞及び最優秀監督賞、「紙の月」で第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した鬼才・吉田大八氏。崖っぷち出版社が舞台の仁義なきだまし合いバトル、逆転に次ぐ逆転劇、どんでん返しのラスが見事に描かれる“逆転連発エンターテインメント”だ。
雑誌「トリニティ」編集長・速水輝（大泉）の策略に巻き込まれていく新人編集者・高野恵を松岡茉優が演じ、雑誌廃刊をにおわせて重役としての立場を使い大改革を裏で進める東松龍司役を佐藤浩市が務めたほか、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼ら、日本を代表する豪華俳優陣が得体のしれないくせ者を演じている。
大手出版社「薫風社」に激震走る。出版不況に加えて、創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発したのだ。そんな中、専務の東松が進める大改革で、お荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水は、無理難題を押しつけられて廃刊のピンチに立たされる。速水は、新人編集者・高野と共に、イケメン作家、大御所作家、人気モデルたちを軽妙なトークで口説きながら、ライバル誌、同僚、会社上層部など、次々と現れるくせ者たちとスリリングな攻防を繰り広げていく。うそ、裏切り、リーク、告発――。速水は、さまざまな人々の陰謀が渦巻く中、廃刊の危機に直面した自分の雑誌の存続に奔走する。生き残りをかけた“大逆転”の奇策とは!?
番組を担当する五十嵐智之プロデューサーは「大泉洋さんが演じる速水は、遠慮や忖度（そんたく）は全くなし。手段を選ばず、面白い方へ物事を引っぱることで、雑誌廃刊の危機や社内抗争を奇想天外な方法で乗り切っていきます。その姿はまさに、令和の無責任男！ 周りの人物たちも、一見では本心が読み切れないくせ者キャラクターがずらり。こちらも豪華俳優陣が見事に演じています」と作品をアピール。そして、「見る者の予想を気持ちよく裏切っていく、爽快な、逆転連発ビジネスエンターテインメントをぜひお楽しみください！ なお、本編ノーカット・特別拡大枠のため、いつもより30分早いスタートとなりますのでご注意を！」と呼び掛けている。
