東証、午前終値は3万2305円 大幅反発、一時500円超高

東京証券取引所

 週明け2日午前の東京株式市場はほぼ全面高の展開となり、日経平均株価(225種)は大幅反発した。前週末終値からの上げ幅は一時、500円を超え、節目の3万2000円台を回復した。金融市場への悪影響が懸念されていた10月1日からの米政府機関の一部閉鎖が回避され、投資家心理が改善した。

 午前終値は前週末終値比448円04銭高の3万2305円66銭。東証株価指数(TOPIX)は26.82ポイント高の2350.21。

 日銀が朝方発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す指数が2四半期連続で改善したことも好感された。

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