羽佐間道夫90歳!!放送回数888回!!「わたしの図書室スペシャル」15年前の羽佐間道夫の朗読が聞ける!

2006年秋に生まれた「わたしの図書室」は、この10月、放送開始から18年目に突入する! 放送回数は10月5日で888回! そして、10月7日には、レギュラー出演者である羽佐間道夫が、90回目の誕生日を迎える。テレビ、ラジオ、舞台…声優として現役バリバリ。まさに“奇跡の90歳”! 放送開始から、日本テレビアナウンサーの井田由美とともに朗読キャストを務めてきた声優界の重鎮・羽佐間道夫の卒寿を祝いつつ、当番組では3週にわたりちょっとスペシャルな企画を放送。

過去のお宝シーンを散りばめた1週目「トーク&アーカイブス」では、15年前の羽佐間道夫が朗読する太宰治「カチカチ山」も聞ける。2週目・3週目は渡辺淳一著の甘く切ないラブレター集『キッス キッス キッス』を朗読。人生の酸いも甘いも知り尽くした、今年、卒寿の羽佐間道夫が聞かせる“色気あふれる”朗読に乞うご期待!

また、番組では、羽佐間道夫の初の著書『90歳現役声優/元気をつくる「声」の本』(イマジカインフォス刊)をリスナープレゼントする。応募要領は番組内で紹介。ラジオ日本のホームページにも掲載する。

【放送内容】
■10月5日放送(888回)
「トークとアーカイブスで振り返る17年」

過去17年に放送した番組の中から、「好評だった作品」「羽佐間道夫自身が気に入っている作品」「意外な一面を披露した作品」などの名場面をピックアップ。目玉は、2008年放送の太宰治作「カチカチ山」。15年前の羽佐間道夫の声を再び聞くことができる。これぞレア体験!アーカイブスを聞き、この17年を振り返りながら、羽佐間がそのときの気持ち、朗読の工夫、楽しかったエピソードなどをフランクに語る。聞き手は日本テレビアナウンサーの井田由美。

■10月12日・19日放送
「渡辺淳一著『キッス キッス キッス』朗読」

羽佐間道夫と同じ昭和8年10月生まれで、この番組でこれまでに取り上げたことがなかった作家・渡辺淳一の著書『キッス キッス キッス』(2002年発売)から抜粋し、2週にわたって朗読する。明治・大正・昭和を彩った著名人、作家、歴史上の人物が恋人や愛人、未来の妻に宛てて書いたラブレターを、恋愛小説の達人・渡辺淳一がクールな筆致でまとめていく。

芥川龍之介、太宰治といった恋多き男たちから愛しい女性たちへの熱烈ラブコール。吉屋信子が送った、人生を共に歩んだ同性の恋人・門馬千代への切ない語らい。そして、渡辺淳一自身が若き日にもらった“命のラブレター”と愛の終焉……。羽佐間道夫が激しく燃える純情男の色気を奏でれば、井田由美は秘めたる熱情を甘く囁きかける。この二人の朗読のコントラストをお楽しみに。

【朗読内容】
【10月12日の放送】
__島村抱月から松井須磨子への手紙
__セップンしてセップンしてキッスキッスキッス…

__竹久夢二から笠井彦乃への手紙
__ただ逢ふために逢ひたい

__吉屋信子から門馬千代への手紙
__御身も女、吾も女……

__芥川龍之介から塚本文への手紙
__理由はたった一つ。文ちゃんが好きだと云ふことです

【10月19日の放送】
__太宰治から太田静子への手紙
__コヒシイ……

__山本五十六から河合千代子への手紙
__薔薇はもう咲きましたか……

__渡辺淳一がもらったラブレター
__今、「さようなら」といってしまうには……

__渡辺淳一が書いたラブレター
__愛の余波が…苦しいことです……

わたしの図書室

放送局:ラジオ日本

放送日時:毎週木曜 23時30分~24時00分

出演者:羽佐間道夫(声優),井田由美(日本テレビアナウンサー)

番組ホームページ

※放送情報は変更となる場合があります。

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