ミランで復活をとげたプリシッチ、古巣チェルシーの誰よりもゴールを挙げる! 公式戦8試合で3G1A

写真:ミランで活躍するプリシッチ

ミランに所属するアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが、古巣・チェルシー時代の不調を払拭するような活躍を見せている。

現在25歳のプリシッチは、2019年にドルトムントからチェルシーへと完全移籍で加入。2019-20シーズンよりチェルシーに合流した。しかし、チェルシーではドルトムント時代のような輝きを放てず、特に、昨季は公式戦30試合に出場したものの、1ゴール2アシストと苦しい時期を過ごした。

だが、今季ミランに加入したプリシッチはここまで好調を維持している。公式戦では8試合で3ゴール1アシストをマーク。スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチがつけていた背番号「11」を背負い、充実のシーズンを過ごしている。

イギリス紙『メトロ』は、プリシッチと今季のチェルシー選手のゴール数に着目。すでに3ゴールを挙げているプリシッチに対して、チェルシーの現チーム内最多得点者はイングランド代表FWラヒーム・スターリング(公式戦7試合出場)とセネガル代表FWニコラス・ジャクソン(公式戦8試合出場)で、ともに2ゴールにとどまっている。

『メトロ』は「プリシッチは得点ランキングでチェルシーの全選手を追い抜き、ミランで楽しんでいることを認めている」と報道。「ポチェッティーノ監督率いるチームがゴールを求めて苦闘する一方で、プリシッチは新天地で好印象を与え続けている」と伝えた。

現地時間9月30日に行われたセリエA第7節のラツィオ戦で先制点を挙げ、チームの2-0の勝利に大きく貢献したプリシッチ。プレミアリーグで6試合を終えてわずか1勝、15位に沈む古巣を尻目にイタリアの名門で存在感を強めている。

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