漁港で競り合い豪快に 印南祭4年ぶりに余興開催、和歌山

印南漁港では、各地区からやって来た屋台が合流して辺りを熱気で包んだ(2日、和歌山県印南町印南で)

 和歌山県印南町で2日、印南祭が営まれた。新型コロナで2019年を最後に取りやめになっていた余興を実施。午前中には印南漁港に各地区の屋台が集結、豪快な競り合いを繰り広げ、辺りを熱気で包んだ。

 印南祭は山口八幡神社、印南八幡神社の例祭の総称。漁港での競り合いは山口八幡神社の祭礼。午前8時半過ぎ、楠井、野島、浜、地方、上野、津井の各地区から、大黒天などを乗せたかさ、のぼり、屋台が集まった。

 氏子たちの勇ましいかけ声とともに、2地区ずつが屋台を高く掲げてぶつけ合った。

 午後には、印南八幡神社の氏子らによる余興の川渡りが営まれた。

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