奈義の肉料理や音楽、アート堪能 町現代美術館一帯

MASAKingさん(左)と電子打楽器を楽しむ子どもたち

 岡山県奈義町豊沢の町現代美術館一帯で9月30日、特産の肉を使った料理と音楽やアートを堪能する「アートdeミートNagi2023」が開かれた。

 子どもたちも楽しめるように今回初めて設けられた昼の部は、電子打楽器奏者のMASAKing(マサキング)さんが打楽器演奏を指導。お化けを作るバルーンアートは、白い風船に顔や帽子を貼り付けて思い思いの作品を仕上げた。料理は町産和牛の串焼きの無料配布、町産ブランド牛・なぎビーフやおかやま黒豚が人気を集めた。

 家族5人で訪れた町立中央東幼稚園年長の園児(5)は「風船をかわいい顔にできてうれしい」と喜んでいた。

 イベントは美術館を盛り上げ、畜産業振興にもつなげようと町などが2016年から開催。4年ぶりとなった夜の部は町内外のシェフ5人が肉料理を提供し、MASAKingさんや岡山フィルハーモニック管弦楽団が演奏を披露した。

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