児童に将来の夢や就きたい仕事について考えてもらおうと、玉野市立荘内小(同市木目)は9月28日、市内の事業者から業務内容を教わる「職業体験フェスタ」を開いた。
6年生123人が参加。銀行員、薬剤師、看護師、建設業など8職種の講師が体育館や教室にブースを設けた。
トリマーのブースではペットの手入れに挑戦。「目の周りや足先は傷つきやすいから気をつけて」などと指導を受け、バリカンやはさみを使って小型犬の毛や爪を整えた。
看護師のブースでは包帯を巻く練習や、模型に注射を打つ体験を行った。児童(12)は「注射針を刺すのは緊張した。患者さんのために頑張っている話を聞いて、病院の仕事に興味が湧いた」と話した。
フェスタはキャリア教育の一環で、2017年から毎年行っている。