36歳カバーニの圧巻バイシクル弾が幻に…ボカは宿敵リーベルに本拠地で敗戦

[写真:Getty Images]

ボカ・ジュニアーズのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが魅せたバイシクル弾は幻となってしまった。
【動画】36歳カバーニが圧巻バイシクル弾! しかしわずかにオフサイド...

ボカは1日、アルゼンチン1部後期第7節でリーベル・プレートと対戦。スーペル・クラシコと呼ばれ、首都ブエノスアイレスを二分する熱狂のダービーは、ボカの本拠地ラ・ボンボネーラに乗り込んだリーベルが0-2で勝利した。

ボカにとって宿敵リーベル相手のホームでの敗戦は一大事であり、アルゼンチン『Ole』によると、試合終了直後にはファン・ロマン・リケルメ副会長がスタンドからロッカールームへ直行。関係者いわく、選手を待ち構えるボカの英雄は「怒り狂っていた」という。

今夏ボカ加入の世界的スーパースター・カバーニは1点を追う70分から途中出場。すると直後の73分、後方からの浮き球に抜け出して放ったシュートがクロスバーを叩き、こぼれ球に自ら反応してオーバーヘッド気味のバイシクルボレーを突き刺した。

衰え知らずの36歳が魅せた起死回生の同点弾に沸き上がるラ・ボンボネーラ。しかし喜びも束の間、副審の旗が上がり、VARも介入した末にゴールは認められず。カバーニは浮き球に抜け出した時点でわずかにオフサイドだった。

その後1点を追加され、マルティン・デミチェリス監督率いるリーベルに0-2で敗れたボカ。加入から公式戦9試合で1ゴールに留まっていたカバーニにとっては、10試合目に迎えたダービーマッチで苦い思い出を作ってしまった格好だ。

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