インドネシア高速鉄道開業 東南アジア初、中国受注

インドネシアの高速鉄道の車両=2日、ジャカルタ(共同)

 【ジャカルタ共同】インドネシア・ジャワ島の高速鉄道開業式が2日、首都ジャカルタで開かれた。東南アジア初の高速鉄道で、ジャカルタと隣接する西ジャワ州の州都バンドン郊外の約140キロを約40分で結ぶ。中国が受注し、巨大経済圏構想「一帯一路」のインドネシアでの中心事業となる。日本も新幹線案を売り込んだが、競り負けた。

 最高時速は350キロ。高速での移動音とインドネシア語の「時短、最適運転、信頼できるシステム」の頭文字を合わせ「WHOOSH(ウーシュ)」と名付けられた。

 ジョコ大統領はこの日、ジャカルタ側の始発駅のホームで「効率的で環境に優しい近代的な交通手段だ」と開業を祝った。

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