姫路発ラーメン店「ずんどう屋」福井県1号店が10月オープン 北陸初出店、味の特徴や店舗の場所は

兵庫県姫路市発祥のラーメン店「ラー麺 ずんどう屋」の福井第1号店=9月22日、福井県福井市大和田町

 兵庫県姫路市発祥のラーメン店「ラー麺 ずんどう屋」が2023年10月、福井県に初進出する。全国では78店舗目で、北陸地方では初出店となる。ずんどう屋のラーメンの特徴、福井1号店のオープン場所などをまとめた。

 出店場所は福井市大和田町。フェアモール福井(エルパ)の道路を挟んだ南隣で、国道8号線沿い。10月27日オープン予定となっている。

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 同社ホームページによると、ずんどう屋のラーメンは「じっくり炊き出したとんこつだしをベースに背脂を加えた濃厚スープが特徴。自家製麺にもこだわり、上質の小麦粉を使い丁寧に仕上げている」。一番人気は「味玉らーめん」でこだわりの味玉がついている。味玉は特製のタレに長時間漬け込んでおり、半熟に仕上げている。サイドメニューには旨味と香ばしさが際立つ「にんにくチャーハン」や餃子、からあげ、チャーシュー丼などがある。お子様セット(キッズらーめん&ジュース&おもちゃ)もある。

 ずんどう屋の運営企業をグループに収めるトリドールホールディングス広報担当者は「丁寧な下処理、店舗炊きで再現できない高火力調理により、臭みのないシルキーな濃厚豚骨スープが特徴。進化続ける店舗デザインは店舗ごとに違っており、チェーン店ですが1つとして同じものはない」と自信を示す。出店場所近くの国道8号沿いには「ラーメン山岡家」、「横浜家系ラーメン 風神家」、「福井らーめん 五目亭」が店を構える。ロードサイドのラーメンバトルはさらに激しくなりそうだ。

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