「どんどん広がっていけばと思う」太陽光で充電するEV車 カーシェアの実証実験を開始

脱炭素化を推進しようと、太陽石油は愛媛銀行と共同で、業務で使用する電気自動車を地域住民らにも貸し出す「カーシェア」の実証実験を始めました。

太陽石油が「カーシェア」の実証実験を行うのは愛媛銀行の雄郡支店で、平日、行員が営業で使用する電気自動車を、休日は会員登録をした地域住民や観光客などに貸し出します。

電気自動車に必要な電力は、車庫に設けられた太陽光発電設備で賄われ、走っているときはもちろん、充電するときもCO2の排出量がゼロだということです。

(愛媛銀行・矢野紀行常務)
「温室効果ガスの削減に向け2013年度から2030年度までに50パーセント削減を目標に掲げている。カーシェアの利用がどんどん広がっていけばと思う」

実証実験は来年度末まで行われ、太陽石油は結果を踏まえてカーシェアの導入店舗を増やしたい考えです。

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