堀越麗禾が“超進化型AI少女”の吹替に初挑戦!ニューアジアを舞台に描くSFアクション『ザ・クリエイター/創造者』

『ザ・クリエイター/創造者』© 2023 20th Century Studios

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を手掛け、世界中で高い評価を得たギャレス・エドワーズ監督の最新作にして、『TENET テネット』で主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントン、日本を代表する俳優・渡辺謙が豪華共演を果たす、SFアクション超大作『ザ・クリエイター/創造者』が、10月20日(金)より公開。このたび、本作の吹替声優が解禁となった。

暗殺すべきか、守るべきか——

近年、各メディアなどでもAIの目覚ましい進化やその利便性が取り上げられているが、その一方で、AIの急激な進化に伴う危険性も叫ばれ始めている。本作の舞台は、そんな私たちに待ち受けているかもしれない遠くない未来——。

堀越麗禾が超進化型AI少女の吹替に挑戦

本作の吹替声優には、十三代目 市川團十郎の長女であり舞踊家・女優としても各方面で活躍をする堀越麗禾。彼女が担当するのは、本作の物語の重要なカギを握る、超進化型AIの少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)。人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先までたどり着いた元特殊部隊の主人公・ジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が、そこで出会うのがこのアルフィー。その後ジョシュアは“ある理由”から、彼女を守りぬくと誓い共に行動をすることとなる——。

今回、実写映画の吹替初挑戦となる堀越麗禾の起用について、ウォルト・ディズニー・ジャパンの担当者は、「超進化型AIというアルフィーのキャラクターと、若くして日本舞踊や多分野でマルチに活躍される堀越麗禾さんのイメージが合致し、キャスティングさせて頂きました」とコメント。マデリン演じるアルフィーの声質との相性も良く、米ウォルト・ディズニー本社からはその高い演技力も評価され、オーディションを経て抜擢となった。

超進化型AIという難しい役どころを堀越麗禾がどのように表現をしているのか、期待が高まる。なお、本作の吹替声優には堀越のほかに、ジョシュア役を、『TENET テネット』でもジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公役の吹替を担当した田村真、渡辺謙演じるハルン役を森川智之、ジェンマ・チャン演じるマヤ役を恒松あゆみ、アリソン・ジャネイ扮するハウエル大佐を小宮和枝という、実力派声優陣が担当する。

アルフィー役に決まったと聞いて、とにかく驚いて、もう嬉しくて、とっても驚きました。(家族に)どう伝えようかと考えていたのですが、会ったら嬉しくてそのまますぐに伝えてしまって。そしたら『おめでとう!』って自分のことのように一緒に喜んでくれました。私が演じさせていただくアルフィーは、最初の方はあまり言葉を発さずに、表情などで表現することが多く、だからこそ言葉を出す時は『何を言うんだろう?』と注目すると思います。前のシーンを観ながら、どういう感情が入ってるのか、一言一言に対しての気持ちの入れ方を考えながらセリフを言うことがとても難しかったですが、一生懸命頑張ったので、多くの方にご覧いただきたいです。
(堀越麗禾)

本編を一足先に鑑賞した堀越麗禾へ、ギャレス・エドワーズ監督と、本作のAIアンバサダー “Ameca”から激励コメントがサプライズで届けられた。

本編を見終わって、壮大でドラマチックな物語に浸っている堀越麗禾が見つめるスクリーンに、「こんにちは、麗禾さん!」と突如ギャレス監督が登場すると、顔を覆いながら驚きを隠せない様子。そこに登場したAmecaは、とても流暢な日本語で歓迎。「あなたの演技力があれば、計り知れない素晴らしい作品になるでしょう」と堀越の高い演技力を称賛し「グッドラック!」とエールを送った。このサプライズに対し堀越麗禾は「うれしかったです。AIが人間の言葉を喋ってるのが本当にすごいなって思いました」とAmecaに感動しきり。来月7年ぶりの来日を予定しているギャレス監督に対しては「なぜこのようなすごい映画を発想することができるのかっていうのが、すごく気になるので聞いてみたいです」と監督の来日を心待ちにしている様子で語った。

※Amecaとは、世界で最も進化したアンドロイドとも称される、高いロボティクス技術を誇る 英Engineered Arts社が開発したヒューマノイドロボット。

『ザ・クリエイター/創造者』は10月20日(金)より全国公開

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