ネクステージ業績下方修正 ビッグモーター不正で客減

 中古車販売大手のネクステージは2日、2023年11月期の連結純利益予想を従来の172億円から126億円に下方修正したと発表した。同業のビッグモーターの不正問題による業界への不信に加え「当社のイメージを低下させるような一連の報道の影響」で客数が減少しているためとした。

 ネクステージは先月1日、過去にタイヤがパンクしたと見せかけて保証の委託先に請求したり、友人名義で保険契約を捏造したりする不正があったと公表。その後、ビッグモーター出身の浜脇浩次氏が社長を辞任していた。

 売上高予想も5千億円から4600億円に引き下げた。

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