水路転落防止柵のチェーン2本盗んだ疑いで76歳の無職男を逮捕 市内で消えたチェーンは計64本 男は他にも関与ほのめかす 広島・福山市

福山市内で先月、水路への転落防止用の柵に設けられたチェーンが、大量に盗まれた事件で、警察は76歳の男を逮捕しました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、チェーンが大量に盗まれた現場近くに住む、76歳の無職の男です。

警察の調べによりますと男は、9月22日ごろから24日ごろまでの間、福山市南手城町の路上で、水路脇に設置されていた市が管理するチェーン2本、時価合計およそ1万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

福山市から被害届が出されていて、聞き込みや情報提供などにより男を特定しました。男は「間違いありません」と容疑を認めているほか、他のチェーンの窃盗についても関与をほのめかす供述をしているということです。

福山市では先月末、手城町や南手城町で水路脇に設置されたチェーン、合わせて64本が盗まれたとして市が公表していました。

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