リコール成立で11月に真鶴町長選 横須賀市議の小林氏が出馬へ 「混乱を元に戻す」

小林伸行氏

 真鶴町の選挙人名簿を自らの町長選に不正利用した松本一彦町長(当時)のリコール(解職請求)成立に伴う同町長選(11月7日告示、同12日投開票)を巡り、横須賀市議で新人の小林伸行氏(48)が無所属で立候補する意向であることが2日までに分かった。同町長選には元町職員の細田政広氏が立候補を表明している。

 小林氏は町が6月に実施した副町長公募に応募したものの、その後公募が中止となったことで「ずっとモヤモヤとしていたものがあった。混乱している真鶴を元に戻したい」との思いが強くなり、町長選への出馬を決意。10月中に市議を辞職するという。

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