【在宅勤務】夫が家にいて息がつまる…!妻たちに聞いたストレス回避法 #2「意外に快適だった!」

普段は出社して家にいないことが当たり前の夫が、在宅勤務(リモートワーク)となり常に部屋で過ごすようになると、息がつまるし用事が増えてストレスが溜まる、という人も多いのではないでしょうか。

仕方ないとはいえ、自分もリラックスして過ごしたいなら、やはりルールを作るなどの線引きが重要です。

自分だけが我慢するような家ではなく、「ともに落ち着ける」状態を手にした妻たちは具体的にどのようなことをしたのでしょうか。実録エピソードをご紹介します。

「夫が家で仕事をすることはこれまでもあって、そのときは短期間だしと仕事に集中できるような環境を作ることを考えました。

新型コロナウイルス感染症の影響で本格的に在宅勤務が決まったとき、まず考えたのが家のなかでお互いに息苦しくならない距離感です。

日中ずっと夫が家にいるとなるとやっぱり気を使うし、夫は夫で『大きな音とか避けてくれたら助かる』と、私の存在を気にするのですよね。

とはいっても私も家事などやらないといけないことはあるし、在宅勤務が始まった日に夫とふたりで過ごし方について話し合いました。

『家事はなるべく午前中に済ませる』『遮音性の高いヘッドホンを買う』とお互いに譲歩できることを見つけ、仕事ならリズムも大切なのでお昼や休憩する時間なども決めました。

私にとっては窮屈だし自分の部屋がないのでリビングでしか過ごせませんが、お互いにストレスなく過ごすならやっぱりルールは必要かなと感じます。

意外に快適だったのが『何かあるときはLINEでメッセージを送る』で、一つ屋根の下にいるのにおかしいなとは思ったけれど、『コーヒー飲みにそっちに行ってもいい?』『晩ごはんは何が食べたい?』と送り合うのはストレスがなくて、落ち着いてやり取りできましたね。

わざわざ相手のところまで行って声をかけるのも手間だったりするし、夫は仕事をしていれば離れているのが当たり前、面倒なことは少しでも減らすのも大事かなと思います」(39歳/専業主婦)

「同じ家にいるのにLINEでやり取りをする」ことに最初は違和感があったそうですが、用事のたびにいちいち相手の姿を探して声をかける手間のほうがストレスだった、とこちらの女性は話していました。

LINEでのやり取りなら心理的な距離感を取ったまま会話ができ、かえってスムーズに意思の疎通がはかれるのではと感じます。

「ふたりにとって」いいやり方を見つけるのが、長くともに過ごすのなら正解といえます。

(ハピママ*/ 弘田 香)

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