ユナイテッドの「7番」歴史上最高の5名がこれ

世界屈指のクラブとして長い歴史を持っているマンチェスター・ユナイテッド。

今回はその中で背番号「7」を着用してきた選手の中から「最高の5名」を『Soccergator』からご紹介する。

ジョージ・ベスト

この議論の中でよく出てくる名前の1つはもちろんジョージ・ベストである。1960年代に成功を収めたマンチェスター・ユナイテッドのなかでカリスマ的な人気を誇り、サッカー界のみならずアイドル的な存在となった伝説的なドリブラーである。

並外れたテクニックから繰り出される突破から「魔術師」とも言われたウインガーは、マンチェスター・ユナイテッドで470試合に出場して179ゴールを記録した。ただ背番号は固定制ではなかったため、8番から10番までも着用していた。

ブライアン・ロブソン

現在マンチェスター・ユナイテッドのグローバルアンバサダーを務めている伝説的なキャプテン。1981年にWBAから加入して以来13シーズンに渡ってクラブの中心選手となり、500試合以上に出場するなど活躍した。バランスに優れたセントラルMFであり、豊かなスタミナと攻守に渡る貢献、そしてリーダーシップにあふれていた。

彼についても背番号が固定制ではなかった時代が長かったが、エリック・カントナが加入する1992年まで主に7番を着用してプレーした。

エリック・カントナ

史上最高の7番ではないかもしれないが、マンチェスター・ユナイテッドの歴史上最もインパクトがあった選手であったことは間違いない。1992年にオールド・トラッフォードへとやってきた彼は、すぐにチームの勝敗を左右する選手としての地位を確立した。

マンチェスター・ユナイテッドでは5シーズンで4回のプレミアリーグ優勝を敬虔。185試合に出場して82ゴールを決めた。その記録以上にカリスマ性と威厳ある態度がファンに愛され、大きな影響力を発揮した。

デイヴィッド・ベッカム

デイヴィッド・ベッカムのフリーキックやクロスの能力は誰にも負けるものではなかった。しかし、それに加えて彼のルックスや髪型などもそれ以上に誰にも負けることがないものだった。

プレミアリーグ6回優勝、チャンピオンズリーグ優勝などの実績を残し、2003年にレアル・マドリーへと移籍するまで394試合に出場して85ゴールを記録した。

クリスティアーノ・ロナウド

そして2003年から2009年まで所属した際に世界最高の選手となったクリスティアーノ・ロナウドも7番をつけて活躍した選手だ。2008年には彼自身初となるバロンドールも獲得した。

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加入当時は左サイドのわがままなドリブラーだったが、時とともにスタイルをチェンジしてストライカーに変貌し、圧倒的な得点力でチームを牽引していった。2021年に復帰した際には苦しい状況を1年半経験することになったが、それでもかつての栄光が忘れられることはない。

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