【ミャンマー】国軍の運輸相、鉄道建設で中国企業と協議[運輸]

ミャンマーの軍事政権が先ごろ、中国企業とミャンマー国内での鉄道敷設について協議したようだ。敷設に向けた事業化調査の実施に関して意見を交わしたという。

ミャンマー運輸・通信省によると、国軍が副首相兼運輸・通信相に指名したミャトゥンウー氏らが9月24~27日、中国の北京を訪問。中国国家鉄路集団(中国鉄路)や中国交通建設集団(CCCC)傘下の中国港湾工程(CHEC)の関係者らと会談した。中国鉄路は、同国の国鉄を運営している。

会談では、北中部にある第2都市マンダレーを経由して北東部シャン州ムセと西部ラカイン州チャウピューを結ぶ鉄道の建設に向けた事業化調査の実施について協議したもようだ。

ミャトゥンウー氏はまた、何立峰(か・りつほう)副首相と李小鵬(り・しょうほう)交通運輸相とも会談した。交通分野での協力強化などが議題に上ったもよう。

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