BOLDLY、Googleマップ等で車両の位置情報を表示可能に

BOLDLY株式会社(以下、BOLDLY)は9月29日、「Dispatcher(ディスパッチャー)」において、「標準的なバス情報フォーマット(GTFS)」による車両の位置情報の提供を8月から開始したと発表。これにより、Googleマップなどの経路検索サービスで、自動運転バスを用いた経路にくわえて、自動運転バスのリアルタイムの位置情報を表示することが可能になった。

※ Google マップの場合、車両の位置情報のリアルタイム表示はスマートフォン(スマホ)アプリのみ対応

「Dispatcher」は、BOLDLYが開発・提供する自動運転車両運行管理システムだ。茨城県境町では、定常運行している全ての自動運転バスのリアルタイムの位置情報をGoogleマップのスマホアプリで2023年8月から確認できる。その他、全てのバス停および運行ダイヤの情報がすでにGoogleマップに対応しており、境町での自動運転バスの利用促進や乗客の利便性向上に貢献しているという。

なお、BOLDLYは、今後交通事業者や自治体と連携しながら、自動運転バスに関する情報の外部サービスとの連携を拡大し、自動運転バスのさらなる利便性向上と普及を目指すと述べている。

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