アジア競技大会 女子ホッケーさくらジャパン、中国と対戦し無傷の3連勝で予選最終戦へ

10月1日(日) 、東京・品川のアイルしながわで、ホッケー応援イベント「ホッケーしなフェス2023」が開催され、スペシャルゲストとしてお笑いコンビTOKYO COOLが登壇。また、ホッケーしなフェス2023応援インフルエンサーとして俳優の岩城直弥(28)や40万人のフォロワーをもつ俳優の上野一稀(24)、俳優でモデルの山根亮(21)、女優の中冨杏子(29)などスポーツ経験のある4人が参加した。

「ホッケーしなフェス2023」とは、9月23日からはじまったアジア競技大会(中国・杭州)で、2024年のパリオリンピック出場をかけて奮闘するホッケー日本代表チームを応援することを目的に、ホッケーの聖地・大井ホッケー競技場がある品川区と、しながわホッケー地域応援プロジェクト実行委員会が共催するホッケー応援イベント。9月30日、10月1日の二日間にわたって行われた。
会場内では、東京ヴェルディの選手と芸人ホッケーチームとが戦う「ホッケーエキシビションマッチ」が行われ、岩城が女子ホッケーチーム「東京ヴェルディ」の選手とPK対決をし見事シュートを決めた。

この日、アジア競技大会では、ホッケー女子日本代表チーム「さくらジャパン」(世界ランク10位)と中国代表(世界ランク11位)が対戦。さくらジャパンは2試合を終えて現在2勝0敗。予選では2位以上が準決勝に進出でき、優勝国はパリ五輪出場権を獲得することができる。
TOKYO COOLの「さくらジャパンの勝利を願って乾杯!」の声で試合がスタート。会場では、試合模様がモニターで流れ、つめかけた観客は会場で配布された応援ハリセンをもち「さくらジャパン!さくらジャパン!」というコールとともにさくらジャパンを応援した。

第1クオーターではどちらも得点を許さず、第2クオーターで及川栞(34)のシュートで先制点を入れた日本。中国の猛攻が続くも堅い守備で先制点を許さず、第3クオーターで浅井悠由 (27) が2点目を決める。中国は日本の守備を最後まで崩すことができず、2-0で日本が勝利し3勝目の勝ち星をつけた。
試合後、0点で抑えたゴールキーパーの田中秋桜(26)は「守備の面でみんなが頑張ってくれたので、守りに入らず攻め続けることができました。トーナメントが進むと難しい試合が続いていくので、最後まで諦めずに仲間を信じ日本のホッケーをやり続けたいと思います。」と話した。
TOKYO COOLの前すすむは「いやー感動した。日本の守りが感動した。田中選手が無敵だった。攻め続ける日本代表選手の姿はかっこよかった。絶対にパリ五輪へいくぞー!さくらジャパン!」と語った。

岩城「会場のホッケー体験コーナーで自分もホッケーを経験してみて、簡単にボールやスティックを扱えると思ってましたが意外と難しかった。エキシビションマッチではPK戦をやってみて、とても緊張しましたが、ゴールを決めることができて良かったです。日本代表の選手には、パリ五輪を目指して頑張ってほしいですし、出場が決まったら応援インフルエンサーのみんなと現地で応援しにいきたいです。」

上野「熱量のある試合を見て、とにかく心が踊りました。守備を最後まで緩めず中国を0点で抑えられたのは大きかったと思います。アジア競技大会で優勝し、さらにパリ五輪では金メダルをとってほしいです。」

山根「及川選手が先制弾を決め、そこから日本の流れができたと思います。パリ五輪では金メダルをとってほしいです。」

中冨「会場のホッケー体験コーナーでは、ボールが意外と重くスティックで止める時の打撃感は、試合で見ているよりもとても大変で印象的でした。日本代表は団結力が強いのでまずは予選を突破し、パリ五輪の切符を絶対に掴んでほしいです。」
と語った。

※試合結果詳細

さくらジャパン対カザフスタンの試合は10月3日(火)17:00から。サムライジャパン対パキスタンの試合は10月2日(月)日本時間19:30から。準決勝進出をかけた最終試合に期待が高まるばかりだ。

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