米加州上院議員にバトラー氏指名 黒人女性、妊娠中絶の権利支持

ニューサム知事=2022年11月(AP=共同)

 【ワシントン共同】米西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は1日、9月28日に死去した同州選出の女性上院議員ダイアン・ファインスタイン氏の後任に、民主党系の政治団体「エミリーズリスト」代表の黒人女性ラフォンザ・バトラー氏を指名したと発表した。米メディアによると、3日にも宣誓して就任する予定という。

 バトラー氏は同性愛者であることを公に認める黒人女性として、初の米連邦議会議員となる。

 バトラー氏は、人工妊娠中絶の権利を支持する政治家を応援するエミリーズリストの活動を率いてきた。2020年大統領選の民主党候補指名争いにハリス現副大統領が出馬した際には顧問を務めた。

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