位置データ送受信に異常と説明 航空システム障害で国交相

斉藤鉄夫国土交通相

 斉藤鉄夫国土交通相は3日の閣議後記者会見で、9月29日に起きた国交省東京航空交通管制部(埼玉県所沢市)のシステム障害について、航空機の位置情報などに関するデータ送受信に異常があったと説明した。30分以上の出発遅延が生じたのは50便で、遅れは最大78分だったと明らかにした。

 斉藤氏は原因を調査中としつつ、サイバー攻撃ではないとの見方を示した。今後、詳細な分析を続けるとしている。

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