今、世界が注目するジャズ・ロック / ジャズ・ファンクのレジェンド、稲垣次郎のベスト・アルバムがアナログ&デジタルリリース!

『FUNKY STUFF』、『HEAD ROCK』など1970年代に発表したアルバムが、世界から注目されているジャズ・ミュージシャン、稲垣次郎が、フランスの新興レーベル“180g”から稲垣次郎のベスト・セレクション盤『WaJazz Legends: Jiro Inagaki - Selected by Yusuke Ogawa(Universounds)』を10月3日(火)にリリースした。 これは、同レーベルが展開する『WaJazz』シリーズ初のアーティスト括りのアルバムで、『Deep Jazz Reality』、『Project Re:Viny』」などでレア・グルーヴや和ジャズの再発を数多く手がける尾川雄介が、日本コロムビアのアーカイブの中から選曲したもの。 アナログとCDは180gより、デジタル配信は日本コロムビアよりリリースとなった。 本日10月3日(火)に90歳の誕生日を迎えた稲垣次郎は、当時の自身の音楽についてこう語る。 「いま聴けばすごく不満はあるんだけど、あの時代にこういうのをやったっていうのはあまりないんですよ。そういう意味では聴く価値はあると思う」

【稲垣次郎プロフィール】

1933年10月3日生まれのサックス・プレイヤー / プロデューサー。

高校時代からプロとして活躍し、フランキー堺とシティ・スリッカーズ、ハナ肇とキューバン・キャッツ、ジョージ川口とビッグフォーを経て1962年自己のグループ、稲垣次郎クインテットを結成。

翌年には、ライオルネ・ハンプトン・オーケストラの日本公演、日野皓正と共に白木秀雄クインテットに参加。1969年にジャズ・ロック・スタイルのグループ、稲垣次郎とソウル・メディアを結成。

現在その当時の作品が世界中のレア・グルーヴ・ファンから追い求められている。

セッションプレーヤーとしてスティーヴィー・ワンダー、スタイリスティックス、フランク・シナトラ、テンプテーションズ、シャーデーの日本公演に参加。プロデューサー、音楽監督として西城秀樹、ピンク・レディー等を手掛けるほか、大滝詠一『NIAGARA』シリーズの制作に関わるなど幅広く活躍。

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